老後2000万円問題は本当か？

数年前から言われているのが「老後2000万円問題」です。

ニュースでもかなり取り上げられていましたが、これは本当なのかという点も気になります。

2000万円なんて簡単な金額ではありません。

それに今からそんな貯蓄を増やせるのかと言えば、はっきり言って無理な話だと思います。

さて、我々はどのようにしてこの問題と向き合っていくべきなのでしょうか。

老後2000万円問題について考えよう

私も老後と呼ばれる生活が訪れるのは、そんな遠い未来ではありません。

これに関して真剣に考えようかと思います。

老後2000万円問題とは？

老後2000万円問題とは、高齢夫婦が老後に2000万円くらいの金額がかかるという話です。

時々勘違いをして、「老後に2000万円も足りなくなる」と思っている人もいます。

が、そういうわけではありません。

それくらいの金額がかかるから、今の内から貯蓄をしておきましょうという話です。

老後2000万円問題にはどんな背景があるのか？

老後2000万円と突然出てきた背景には何があるかわかりますか？

今までこんな話一切なかったのに、突然でてきたからには理由があります。

日本人の平均寿命が延びたから

寿命が延びたら延びた分、お金はかかるものです。

1950年頃の平均寿命は約60歳とされていましたが、今では平均寿命が80歳を超えています。

退職してから生きる年数が延びた分、私たちはその分の資産を確保しなければなりません。

そのせいで老後2000万円問題が出てきたのでしょう。

退職金の減少傾向

寿命が延びているにも関わらず、退職金の平均金額はどんどん減少しています。

それは日本の経済状況に問題があるせいです。

会社だってケチっているわけではなく、それ以上の退職金が出せない状況なのです。

10年20年前までは十分だった退職金も、今ではそれでは老後を補えません。

働き方の多様化

実はこれも原因の一つでした。

今では「勤続年数が足りない」「雇用形態が問題」などということから、十分な年金を貰えなくなっています。

フリーランスや自営業の人も増えているので、年金が企業に勤めている人よりもだいぶ少ないというのも原因になってるようです。

そのせいで蓄えが必要になるのでしょう。

老後を安心して暮らす為には

どちらにせよ、老後に「お金がない」と考えながら生きるのは嫌でしょう。

そう考えれば今の内から少しでも貯蓄を増やしておくべきかと思います。